2024年度ゆめクラブ大学が開かれました

2024年9月24日(火)午後神奈川県立保健福祉大学で横三ブロック主催のゆめクラブ大学が開かれました。2部構成になっており、1部目は同大学社会福祉学科の福間先生による「人生100年時代のフロントランナー」の講演でした。人口減少の中での少子高齢化は誰もが理解している日本の現状です。中でも都市に顕著な地縁、血縁による高齢者の支えは低下しており一人暮らしも増えています。こうした中、高齢者=支えられる側というイメージだけでなく「老いを実感しているシニアはこれからの社会に必須の存在」であり、社会の変化とともに必要とされる高齢者になるために生きがい、健康づくり、仲間づくりをしながら社会貢献をしていこう、というお話でした。

2部目は同大学看護学科の中山先生による「健康長寿」「ヘルシーエイジング」のお話でした。これらのキーワードは、誰もが避けられない老化ですが、家庭生活、社会活動への参加で人により老化のスピードは大きく異なるので、食生活をはじめとする毎日の生活が大事であり、心豊かに生きるためにネットワーク、絆・繋がりが大切と説かれました。

高齢者を取り巻く課題は、皆さんが良く理解されていることですが、今回の講演でそれらを体系的に学ぶことができました。何よりも若い時の講義とは異なり、皆さん目を輝かせて聞き入っていたのが印象的でした。

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